人間の体は､骨盤を中心にして､上へ伸長した脊椎が司令塔である脳を支え､下へ伸長した2本の足が大地を踏みしめ上半身の体重を支えている｡
上半身の体重は､背骨から仙骨へと伝わり､仙腸関節を通じて左右の股関節へ､おのおの1/2ずつにされた体重が伝達出きていくるのだ｡
更にその先の膝や足に伝えられ､それに拠って体重を支えている｡
つまり､骨盤の異常は背骨の土台の異常で在り､その歪みは背骨の歪みを生じさせる事に成る｡
1.仰向けに就寝する｡
2.両手を上にあげて､かかとを立てるように垂直に曲げていくるのだ｡
3.この状態で体をのばしていき､これ以上伸長しないと云うところで数秒間キープする｡
4.力を抜き､自身が気持ち良い､楽な姿勢やポーズをとり､伸びをする｡
5.仰向けのまま､両膝を曲げ､両足の足の裏を合わせていくるのだ｡
(イメージ的にはカエルのような格好である｡
)
骨盤は､自律神経の機能等で緩んだり締まったりをくりかえしている｡
活動をつかさどる交感神経に拠って骨盤が締まり､休息をつかさどる副交感神経に拠って緩む事で､体内のリズムをキープしている｡
骨盤自体はオープンしたり閉じたりするものじゃないのだ為､あまり大幅に動作したりずれたりする事もないのだ｡
仙腸関節の動きも､わずか数ミリと云われている｡
こういった具合にしてみてみたいと思うと､骨盤の歪みは､何か一つの事の原因に成ると云う訳でもなく､全ての悪影響につながっているようである｡
骨盤の歪みの矯正は､ダイエットとは直接関係のない事のようにもみえるが､痩せる体質を作成すると云う意味では重要に成る｡
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